Re:忘却の彼方

美しいから飛べるんです、飛行機は。

Contrail

昨日の安室奈美恵の特番を見てどうしても書きたくなった。

私は安室ちゃんの世代ではあるが、高校時代は圧倒的に浜崎あゆみ派だった。

それでも音は聞いていた。

大学に入って、卒業して、

24歳のとき、忘れもしない、

 

仕事が辛すぎてもう辞めたかった。

 

大学卒業後、国家公務員Ⅱ種試験に落ちた私は惰性で学生時代のバイトを続けていた。

1年間、法学部でもないのに刑法以外の法律をそれなりにみっちりやって、

30万もバイト代を予備校につぎ込んだため、

なんの関係もない仕事に就きたくなかった私はてっとり早くそれなりに給料が支払われ、

正社員で働ける仕事を探していた。

それが、パラリーガルだった。

大きい事務所は法学部orロー卒+TOEICの点数が必要だったため、

個人事務所に的を絞って片っ端から履歴書をだし、内定したのが前の事務所だった。

 

引継ぎが4日しかなく、

なにも完成されていない引継ぎプリント数枚を渡され、

「これどおりにやればいいから。」

でなんの知識もなく挑んだ世界は、もう地獄であった。

 

新件の期日

 

と言われても?、

今まで接客のバイトしかしてなかった為、受領書1枚作ることもできず、

FAXの頭紙すらまともにできず、

でも誰も教えてくれず、で

入って3ヶ月で「なんでできないの?」て怒られるというもう毎日辞めたくて辞めたくて仕方なかった。

それまで学生時代やっていたバイトに何度も戻ろうと思って

(たぶん100回は思ったねw)

毎朝

「今日で辞めます」て言おうって家を出てた(笑)。

 

1年持たないこれ、絶対無理だと思った矢先にあかねちんが

「安室ちゃんのライブいかない?」

て誘ってきて、

そのライブで歌われたのが

 

Bady,Don't Cry

 

だった。

泣きっぱなしだった。

 

「いつか溢れた涙集まって陽を浴びて輝くまで」

「散々でも前に進む道のどこかに望みはあるから」

 

この言葉に何度救われたか。

 

それから仕事に慣れ、4年以上働いて前の事務所を辞め、

半年ほど試験勉強を再開しバイトを始め、

挫折。

 

今の事務所が決まって働き出したとき、

 

もうこの先どうしたらいいのか迷いまくり、

生きてていいのか、

このままこの仕事続けて何の意味があるのか、

ずっと迷っていたあの日。

 

流れてきたのが

 

「Contrail」

 

だった。

主題歌だった「空飛ぶ広報室」のテーマが

 

夢が叶わなくてもそこで終わりじゃない。

 

だった。

 

今、三次試験を控えて聞き直す

 

歌入れし直した安室奈美恵ラストアルバムFainallyのContrailの

 

 

諦めたらまた未来は閉じる

多数に押し出され零れ落ちる

溜息追いかけ俯けば水溜まりにかかる飛行機雲

 

に私は今日も自分を奮い立たせている。

 

たとえここで負けても

潔く散れば良いのだと思う。

 

人生はこれからも続くからと。

 

今はただ、

諦めずにやれること全部やって前に進むだけだと。