読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Re:忘却の彼方

美しいから飛べるんです、飛行機は。

読書三昧。

今の家に引越してから早2年。

駅から自宅に帰る途中に図書館に寄れるようになった為、すっかり本を買わなくなった。

(買うのはもっぱら語学本のみ)

新刊は気の遠くなるよな予約数の為、ほぼ諦めているが、

同じ著者の以前の作品なら比較的すぐ読めるのでもっぱら図書館で予約する。

今はとにかく空前のエッセイブームで、

有名人のエッセイばかり借りている。

この間ここでも載せた真鍋かをりもそうだけど、今は堺雅人のエッセイ

「文・堺雅人

である。

堺雅人、やっぱり頭いいなあ、流石早稲田だなぁと思う。

ゴスペラーズの酒井さんにも同じものを感じる。)

使う文体もそうだけど、ところどころ敢えて「ひらがな」にしたり、

男なのにストレートに気持ちを綴ったり。

凄く庶民なにおいがするのに、言葉の節々にクレバーさがにじみ出ている。

 

私は高校3年のとき、

早稲田の政経を志望していて

17~18歳の青春ど真ん中を、代ゼミのテキストと演習に全てを捧げたにもかかわらず、

国語(現国)の偏差値が38という驚異的な国語のセンスだったので入学できなかったから

早稲田ってだけで「ああすごい。すごすぎる。」って感じなんだけど。


私、この本の中で堺さんがすごいなと思ったの、

『型』って話ね。

内容をざっくりまとめると


少年時代に少年野球チームに入っていた堺さんは、

全然才能がなくて万年補欠で

でも素振りだけは毎日続けていて。

最終的にコーチが

チームの負けが濃厚になると試合の度に自分をバッターボックスに立たせて

まるで自分が出るときは白旗あげるみたいな儀式になってた、って話。


ここ読んだとき、私って超卑屈だって思った(笑)。

大人になってこういうのわかるようになったとき、

『あのコーチ、今思えば残酷だったなー。子供に負け押し付けて。そのへんでのたれ死んでればいいのに。』

とか思っちゃうなと(笑)。

才能のない子供に

『試合に出させてあげよう』

って理由に見せかけて

どうでもよくなった結末を丸投げするなんて。

(ちなみに本筋はこんなんじゃないよw)

今頃そのコーチ、そんな使い方してたにも関わらず

すげぇ自慢してんだろうなぁ、クッソだなって思いながら読んでた(笑)。


私も子供んとき、勉強は結構できたけど

運動は苦手で、

地区のバスケットとかほんとにヘタクソだったし、

マラソン大会はいつもドンケツだったから

バカにされっぱなしで、

田舎の大人って運動音痴の子どもバカにする節あるよなっていつも思うんだよねー。

あれなんだろうね、田舎って勉強二の次なんだよね。


私、子どもながらわかんないふりしてたけど、

自我に目覚めるの早かった子だったから

心底

『こいつら糞だなーーー』

っていつも思ってたなー(笑)。

想いは違えど堺雅人も同じ境遇にいたとは(笑)。

でも堺さんが決定的に違うのはそこ何にも思ってないとこなんだよね。

できた人間て心持ちが違うのなw


f:id:saculafubuki:20150902221627j:image

ちなみに次読むのは石井てる美のエッセイの予定。

マッキンゼーの売れない芸人が書いた本。

楽しみすぎる。

まだまだ映画も見たいし、

しばらく私は心の栄養満たすときなのかも。

どんだけ病んでるのか(笑)。